レンチョウなどの名称で販売されている舌平目は、比較的、お手頃な値段で販売されていますが、フランス料理にも使われている魚です。
淡白な白身で、ムニエルやフライなどの料理に良く合います。
レンチョウの下処理
①体長20~25cm程度のレンチョウガレイを用意します。
②包丁の背側を尾側から頭側に動かして、レンチョウガレイのウロコを取ります。
ウロコは小さくて、簡単に取ることが出来ます。
③体の下側の白い面にもウロコは有るので、包丁の背側を使ってウロコを取ります。
④エラの付け根辺りに包丁の刃先を入れて、お腹に切れ目を入れます。
⑤エラと内臓を取り出した後、魚体とお腹の中を流水で良く洗います。
これで、下処理は完了です!!
レンチョウのムニエル
⑥下処理が終わったレンチョウに、塩・コショウを振りかけて、下味を付けます。
⑦レンチョウの両面に、小麦粉を付けます。
⑧フライパンに多めに油を入れて、レンチョウを焼いていきます。
⑨片面に焦げ目がついたら、ひっくり返してから、バターを入れます。
軽く焦げ目がつくまで焼いて、バターの風味を付けます。
レンチョウの身はとても柔らかいので、しっかりと焦げ目をつけてから、1度だけひっくり返します。
⑩お召し上がり前にレモンなどの絞り汁をかけると、爽やかな風味になりますよ!
レンチョウのムニエルの完成です!!
こちらのカレイ・舌平目料理もいかがですか?
カレイ料理の定番で、ウロコを取り、内臓を取り除けば、下処理は完成です。
魚の大きさに応じて切り分けて、煮るだけなのでとても簡単です!
骨離れが良くて、柔らかい優しい白身に、だし汁が染み込んで、子供からお年寄りまで、誰にも好まれる味です。
体長20cmくらいまでの大きさの小さいカレイは干物にすることが出来ます。
カレイは身が柔らかい魚なので、干して水分を抜くと、身が締まって崩れにくくなります。
味も凝縮されてうま味が増して、美味しくなりますよ!
フランス料理の材料として使われる、シタビラメですが、体長20cm前後の小型のものが、お手頃な値段でスーパーなどで販売されているので、一夜干しにしてみました。
干物にするには、余り大きな物よりも、これくらいの物の方が、乾きも早くて向いています。
小さくても、シタビラメ!! 干物にしてもとても美味しいですよ!
カマスは、開いて一夜干しにしたり、下処理をした後に塩焼きにすることが多い魚なので、余り、3枚おろしにすることは有りませんが、お刺身や揚げ物などにする時は、3枚おろしにします。
身や骨がそれほど硬くないので、3枚におろしやすい魚ですよ!!
普通のイトヨリダイは体長30~40cmくらいですが、20cm前後のサイズのものが、比較的、お手頃な値段で販売されています。
大きな物よりも、一夜干しなどの干物にするには、これくらいが丁度いいサイズです。
開きにして、濃いめの塩水に漬けてから干せば出来上がりですよ!!
クロムツは、余り魚屋さんなどで姿を見かけることが少ない魚ですが、一夜干しなどの干物にすると大変美味しい魚です!
干物にする為の「背開き(すずめ開き)」の仕方をご紹介します!