
カマスなどの余り大きくない魚を干物にする時は、背開き(すずめ開き)にすることが多いです。
片袖開きは、背開きの際に、頭を割らずに開きにする方法です。
カマスは身や骨が余り硬くないので、慣れてしまえばとても簡単ですよ!!
カマスの背開きと片袖開き

①包丁の背側やウロコ落としを、尾側から頭側に動かして、カマスのウロコを落とします。
ウロコが乾燥していると取りにくくなります。

②カマスの背びれに沿って切れ目を入れた後、中骨に沿って開いていきます。

③包丁の刃先で腹骨を切り、腹側まで開きます。

④横したままだと包丁に力が入らないので、カマスを縦に置き直して、頭を割ります。

⑤カマスの頭を割ったら、エラを内臓と取り出して、魚体とお腹周辺を流水でよく洗います。
頭が割りにくい場合には、頭を割らずに、腹側に切れ目を入れれば、片袖開きになります。(上の写真)