マイワシはお刺身でとても美味しい魚で、1年中、お刺身で食べることが出来ますが、特に冬は、身の表面が真っ白になるくらい脂が乗っていて絶品ですよ!!
大名おろしで3枚にすれば、簡単にお刺身が出来ますよ!
マイワシの大名おろしの仕方
大名おろしは、頭を切り落とした後、頭側から尾側に向かって一気に包丁で身を中骨から切り離すおろし方です。
中骨に身が多く残りますが、初めての方でも簡単に出来る3枚おろしの方法です。
①ウロコがたくさん残っていて、お腹の周辺の身がしっかりとしている、新鮮なマイワシを用意します。
②包丁の刃先で軽くこするようにしてウロコを取って行きます。
マイワシの身は柔らかいので、力を入れ過ぎると皮が破れてしまいます。
③胸ビレの下辺りに包丁を入れて、マイワシの頭を切り落とします。
④マイワシのお腹周辺には、硬い部分が有るので、お尻の辺りから頭の付け根に向けて、三角に切り落とします。
流水でお腹の中などを良く洗います。
⑤中骨に沿って包丁を沿わせて、頭側から尾側に一気に包丁を入れて、身を切り離します。
⑥反対側の身も同様に、中骨に沿って包丁を沿わせて、頭側から尾側に包丁を入れて、身を切り離します。
⑦大名おろしの完成です!
この後、お刺身や酢の物などに調理していきます!
マイワシのお刺身の造り方
⑧マイワシの肩の部分の皮をつまんで、尾のほうに向かってそっと引くと綺麗に皮がむけます。
包丁を使う必要は有りません。
⑨包丁を寝かして、マイワシの腹骨をすき取ります。
小骨が気になるようなら、骨抜きを使って抜き取ります。
⑩皮の方を上のして、包丁を寝かせるようにして、マイワシの身を削ぎ切りにします。
⑪マイワシのお刺身の完成です!!
今回は、12月に造りましたが、とても脂が乗っていて、皮をむいた後の身が真っ白になっていました!
こちらのイワシ料理もいかがですか?
マイワシの丸干しは、スーパーや魚屋さんなどで見かける機会が多いですが、開きの一夜干しは余り目にする機会が無いので、いつも手作りしています。
塩は控えめで、半乾き程度の干し具合にすると身がプリプリで美味しいですよ!
手開きで捌けるので、初めてでも簡単ですよ!!
マイワシのミリン干しは、開きになった物が、スーパーや魚屋さんでよく売られていますが、味が濃い過ぎたり、干し過ぎで身が硬かったりすることがよく有ります。
手造りすると、自分好みの美味しい身がプリプリのミリン干しが簡単に出来ますよ!
マイワシの頭と内臓を取り除いて、煮汁で煮るだけです!
マイワシは、イワシの中では大きい方なので、カタクチイワシなど違って多くの魚を捌く必要は有りません。
時間が無い時のかんたん料理です!
マイワシは春から初夏にかけて産卵します。
秋から冬の時期には、お腹の中に、卵や白子が入ってることが有ります。
余り、量は多く有りませんが、煮付けにすると食べることが出来ますよ!
少し苦みが有って、お酒のお供に最適ですよ!
イワシが健康にいい理由は・・・
イワシには、脂質は、DHAやEPAと言われる高度不飽和脂肪酸の割合が高く、健康に良いことで知られています。
ちなみに、DHAは脳の発達を施し、記憶力を高めてくれる効果が期待できるので、育ち盛りの子供には必要な成分です。
子供だけでなく、記憶機能が劣っていく高齢者の老化防止にも効果が期待できると言われています。
EPAは血中コレステロールの増加を抑制する働きがあると言われています。
その為、血液をサラサラにして流れやすくする効果が有り、脳血栓や心筋梗塞なの成人病の予防効果が期待出来ます。
イワシを釣ってみませんか?
イワシは、秋から冬の時期に岸壁や漁港などに接岸してきます。
アジと同じように、サビキ釣りで初心者でも簡単に釣ることが出来ます。
イワシが回遊している場所が分かれば、アジと同様の釣り方で狙えるので、アジの釣り方を参考に掲載しています。