早春や秋頃に釣れる20cmを超えるキスはお刺身にして食べることが出来ます。
しかし、いつもお刺身ばかりでは飽きてしまうので、昆布締めにして食べることをお勧めします。
お刺身にする前の身を昆布に包むだけなので、やってみると意外と簡単ですよ!
キスの大名おろし
キスの昆布締め
3枚におろしたキスの身の、腹骨をすき取り・皮を引き・小骨を骨抜きで抜き取ります。
①3枚におろした身の腹骨を、包丁を寝かしてすき取ります。
②尾の付け根に包丁を入れて、皮を引っ張って、キスの皮を取り除きます。
包丁を動かすと皮が切れてしまうので、包丁は固定したまま皮を引っ張ります。
③身の真ん中に有る小骨を骨抜きを使って抜き取ります。
左手の親指と人差し指で小骨の位置を確認して、骨抜きで抜いていきます。
④キスの身を、濡れ布巾などで表面を拭いて湿らせた昆布で包みます。
昆布がキスの水分を吸い取るので、昆布に水分を吸わせて柔らかくしておきます。
⑤キスの身が乾燥しないように、ラップで包んで冷蔵庫に入れます。
キスの身は薄いので、15分から1時間程度で出来上がりです。
時間が経ちすぎると、昆布の味しかしなくなってしまいます。
⑥包んでいた昆布からキスの身を取り出して、削ぎ切りにしてお皿に盛りつけます。
キスの昆布締めです。
キスのお刺身と比べると、昆布の成分が移って色が濃くなっています。
昆布締めを作って見ると、身が締まりすぎて硬くなってしまうことが有ります。
原因として考えられるのは、昆布が身の水分を吸い取ってしまったからで、身を昆布で包む前に昆布にしっかり水分を吸わせておくと、硬くなりにくくなります。
また、キスの身は薄いので、昆布に包む時間は短めしないと、身の水分を昆布が吸い取ってしまい硬くなってしまいます。
キスを釣ってみませんか?
キスは、これまで魚釣りの経験の無い初心者の方や女性・子供でも簡単に釣れる魚です。
初夏から初秋頃が釣りやすく、各地の岸壁や砂浜などで狙うことが出来ます。
この時期なら、遠投する必要も有りません。
リールと竿がセットになったパックロッドなどの簡単な道具で狙うことが出来るので、高価な釣り具も必要有りません。
釣り入門にうってつけの魚ですよ!!
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