現在、スーパなどで売られている干物は、天日干しされたものではなく、機械で乾燥させたものがほとんどです。
腹開きしたアジを、ミリン醤油を合せて作ったタレに漬け込んで、干せば簡単にアジの味醂干しが出来ますよ!
天日干しした アジの味醂干しは、干もの特有の日なたの味がして格別ですよ!
①包丁の背側を使って、アジの尾から頭の方向へ、出刃包丁を動かして、ウロコを取ります。
②アジのお腹に包丁で切れ目を入れて、内臓とエラを取り出します。
取り出したら、お腹の中を良く洗います。
③アジのお腹側から出刃包丁を入れて、背びれの付け根まで、開いていきます。
④アジの頭のえらが付いていた部分に出刃包丁を当てて、包丁の絵を叩いて、頭を割ります。
⑤アジの腹開きの完成です。
頭が割りにくい場合は、頭を切り落としてもいいですよ。
⑥開きにしたアジを、
ミリン:1
醤油 :1
料理酒:1
で作ってタレに漬けます。
漬ける時間は、お好みで1時間~1昼夜くらいです。
⑦タレに漬けた後、取り出し余分なタレを、キッチンペーパーなどでふき取ります。
お好みでゴマをかけてもいいですよ!
⑧アジを干し網の中に入れて、干します。
⑨アジのミリン干しの完成です!
グリルで焼けば、美味しくいただけますよ!
ミリン醤油
基本は、
ミリン:1
醤油 :1
料理酒:1
の割合で作りますが、お好みで配合を変えてください。
ただ、ミリンが多すぎると、焦げ付き易くなるので、焼くときに注意してください。
上手なミリン干しの干し方
一番、重要なのは、天気と気温です。
暑い時期だと、一夜干しが完成する前に、腐ってしまう恐れが有るので、気温18℃以下の季節に作ります。
地域差は有りますが、10月から4月頃までが、作りやすい時期です。
気温が高めの時は、夜間だけ干して、昼間は冷蔵庫に保管して、また夜間に干すようにします。
雨が降っている時は、冷蔵庫で、保管し天候が回復するのを待ちます。
長雨になってしまった場合には、ヘアドライヤーで乾かしてしまいます。
冬の寒い乾燥した天気のいい日に作るれば、いい一夜干しが出来ると思います!
こちらのアジ料理もいかがですか?
夏から秋にかけてサビキ釣りなどで釣れる小アジは、大漁になる時が有ります。
スーパーなどでも、お手軽な値段で購入することが出来ます。
1匹づつ開きにするのは時間と手間がかかるので、丸干しにすると簡単に干物にすることが出来ます。
エラや内臓を取り除いてから干せば、苦みもなくなりますよ。
アジを3枚におろした後、お刺身にしていきます。
釣りたての鮮度のいいアジは、身がしまっていて、調理もし易く、食べてもとても美味しいですよ!
上手く行かなくても、身を小さく切って、ネギを混ぜれば、アジのタタキに出来るので、気軽にチャレンジしてください。
アジを釣ってみませんか?
アジは、初心者や女性・子供でも簡単に釣れる魚です。
初夏の訪れとともに各地の岸壁や漁港の波止などで、釣れ始めます。
釣り道具もリールと竿がセットになったパックロッドに市販のサビキ仕掛けが有れば充分です。
また、ルアーでアジを狙うアジングも人気で、ルアー釣り入門にうってつけの魚ですよ!
アジはスーパーなどで簡単に手に入る魚ですが、釣りたての新鮮なアジを食べれるのは、釣り人の特権ですよ!!
アジの 釣り道具や仕掛け・釣り方・餌などは、こちらからどうぞ!
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マイワシのミリン干しは、開きになった物が、スーパーや魚屋さんでよく売られていますが、味が濃い過ぎたり、干し過ぎで身が硬かったりすることがよく有ります。
手造りすると、自分好みの美味しい身がプリプリのミリン干しが簡単に出来ますよ!
体長20cmくらいまでの大きさのタイは、背開きにして一夜干しにすることが出来ます。
干すことによって、身の中の水分が抜けて味が凝縮されていて、タイの味が濃く感じられて美味しいですよ!